誤読と曲解の映画日記

映画鑑賞日記です。

本を読むこと、語り合うこと/『ジェイン・オースティンの読書会』

本を読むこと、そして本を語り合うことの素晴らしさを描いた作品 映画『ジェイン・オースティンの読書会』は、年齢も背景もさまざまな5人の女性たちと、SFマニアの若い男性1人が、読書会を通じて自分の人生を豊かにする物語。一番愛情を注いでいた犬を亡くし…

予言はどこに行き着くのか/『スーパーチューズデー 正義を売った日』

どこかで見たことのあるような陰謀や駆け引き 『スーパーチューズデー 正義を売った日』は、アメリカ大統領選挙の民主党予備選挙を舞台とした作品。大統領選挙への立候補を目指す州知事の選挙キャンペーンチームで働く主人公が、ふとしたきっかけで陰謀や駆…

理想郷までの道のりは遠いけど/『ドラえもん のび太の日本誕生』

家出からはじまる物語 また、ドラえもん映画で恐縮です。『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』の公開日と重なりましたが、この記事は1989年春に公開された『ドラえもん のび太の日本誕生』についての記事です。『新・のび太の日本誕生』の公開日ということを…

もうひとつの「悲しみよ、こんにちは」/『サガン 悲しみよ、こんにちは』

もうひとつの「悲しみよ、こんにちは」 フランスソワーズ・サガンは18歳のとき、小説『悲しみよ、こんにちは』を発表して衝撃的なデビューを果たす。この小説の発表によって、彼女は一躍、膨大な富と世界的名声を手に入れる。しかし、彼女の人生は『悲しみよ…

不条理、それは我々の人生そのものかもしれない/『シリアスマン』

我々の人生は不条理以外の何物でもない 映画『シリアスマン』は、人生の不条理をこれでもかと描いた作品。人生は不条理な不幸に満ちていて、人間がどうあがいても、やがて訪れる終末に立ち向かうことなどできないのかもしれないということを、これでもかと見…

どんな環境でも自分の職分に忠実で誠実であるか/『大統領の料理人』

フランス料理にはあまり縁がない わたしはフランス料理にはあまり縁がない。というより、フランス料理に限らず、あまり豪勢で華やかな料理を食べるということがそれほどない。華やかな料理を口にするのは、結婚披露宴とかかしこまった会食とかそれくらいの(…

友情と勇気を持って不正義へ立ち向かえ/『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』

ベスト・オブ・ベストの映画という位置付け この映画のタイトルは「小宇宙戦争」と書いて「リトルスターウォーズ」と読む。その名前の通り「スターウォーズ」をもじったものだが、宇宙空間での戦闘シーンがあり、遠い宇宙の惑星に乗り込んでいくなど、宇宙を…

映画日記を書きます。

映画日記を書きます。管理人の「のび」が映画を観た感想文を書いて、置いておく場所です。 もともとは、はてなダイアリーに『誤読と曲解の日々』というブログをやってまして、そこに読書日記や趣味の文具について、さらには身辺雑記などあれやこれやを書いま…