誤読と曲解の映画日記

映画鑑賞日記です。

飛び出す映画についてのエトセトラ

映画日記

飛び出す映画についてのエトセトラ：目次

最近、twitterで飛び出す映画について書いたので、こちらのブログにも加筆することにしました。
そして、「ほしい物リスト」から本が届きましたので、お礼とご報告です。

VR、3D映画、そして立体映画

最近、VRが話題になっていますね。VR専用のゴーグルをかけて、VR専用の映像を見ると、立体感・臨場感たっぷりに、映像の世界がまるで現実に現れたかのように、その映像が見える（感じられる、と言った方が適切かな）というものです。

わたしは、まだVRを試したことがないので（なにせスマートフォンを持っていないため。モバイル端末は、ガラケーとiPad mini4を併用しています）、どのようなものか実感としてはわかりませんが。

しばらく前から3D映画も映画館で上映されるようになりました。こちらの3D映画も、わたしはまだ実際に観たことがないんですが、登場した頃は話題になったことを覚えています。まだ3D映画を見たことがないのは、わたしの住んでいる県には、まだ3D映画を上映できる映画館がないからという、地理的な理由です。

その流れで思い出したのですが、子どもの頃に立体映画を観た記憶があります。立体映画とは、特殊なゴーグルをかけて映画を観ると、その映像が立体的に飛び出して見えるという、今でいう3D映画の先駆けとなったものです。

オバケのQ太郎の映画

この時代の立体映画というと、目の部分に青と赤のフィルムの貼ってある紙製のゴーグルを過去にかけて、映画を観るという方式でした。

紙製ゴーグルに青と赤のフィルムを貼ったものでも、ちゃんと映像が飛び出してきて驚いたことをうっすら覚えています。

そこで、記憶を頼りに検索してみたところ、ヒットしたのがこの『オバケのQ太郎 とびだせ！1/100大作戦』という作品でした。

ところが、次の日になって、もう少し詳細に検索したところ、オバケのQ太郎にはもうひとつ立体映画作品が制作されていたことが判明しました。それは、『オバケのQ太郎 とびだせ！バケバケ大作戦』という作品です。

『オバケのQ太郎 とびだせ！1/100大作戦』は、1987年公開作品（『ドラえもん のび太と竜の騎士』と同時上映）で、『オバケのQ太郎 とびだせ！バケバケ大作戦』は、その前年の1886年公開作品（『ドラえもん のび太と鉄人兵団』と同時上映）です。

わたしが観たのは、どちらなのかわかりません。なにせ子どもだったし、これらの作品は毎年春に上映される大長編ドラえもんの映画と同時上映されていたものなので、上映時間もわずか14、15分。どんなストーリーだったのかもすっかり忘れてしまいました。ひょっとすると、両方観たかもしれませんが。

飛び出す映画

下記の参考リンクに、それぞれの作品のあらすじが書いてますが、それを読んでも、どちらの作品を観たのか、はっきり思い出せません。。。

ただ、怒ったカミナリさんが、手に持ったほうきの柄をこちら（観客の方）に突き出すと、青と赤のフィルムを貼ったゴーグルのおかげで、ニューーーッと飛び出してきた（ように見えた）ことだけは覚えています。

そして、ほうきの柄が本当に飛び出してきたように見えたので、わたしも本当に心の底から驚き、またまわりの子どもたちも驚きのあまり歓声を上げていたことも覚えています。それだけ立体的かつ臨場感あふれて見えたのですね。それから30年以上も経った現在も、その部分だけは覚えているので。

今の3D映画もゴーグルをかけて観るようですが、これがサングラスのようなスマートなゴーグルのようです。昔の子ども向け立体映画のように、紙製のゴーグルに青と赤のフィルムを貼ったゴーグルをかけて楽しむというのも、もはや遠い昔の出来事になりました。

今も子どもが心から驚くような立体映画があってもいいように思います。これから先、そのような映画が出てくるといいですね（ただ、子どもの目に対する影響があるという話もありますが）。

参考リンク

１）映画.com／『オバケのQ太郎 とびだせ！バケバケ大作戦』
eiga.com

２）映画.com／『オバケのQ太郎 とびだせ！1/100大作戦』
eiga.com

ほしい物リストから本が届きました

このブログで公開しております「ほしい物リスト」から、本が届きました。
どなた様が送られてきたのかはわかりませんが、この場を借りて、厚く御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

届いた本は、堀内一史『アメリカと宗教 保守化と政治化のゆくえ』中公新書。

取り急ぎ、ご報告でした。

『誤読と曲解の映画日記』管理人：のび

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