誤読と曲解の映画日記

映画鑑賞日記です。

ウェイン・ワン監督作品

雑多で取り留めのない現実だからこそ|ブルー・イン・ザ・フェイス

雑多で取り留めのない現実だからこそ|ブルー・イン・ザ・フェイス:目次 捕まえたひったくり犯 自分なりのスジ 雑多で取り留めのない現実 『ブルー・イン・ザ・フェイス』について 参考リンク 捕まえたひったくり犯 たとえばあなたが道端で知り合いと立ち話…

奇妙でおかしく、混乱していてあたたかい/『ブルー・イン・ザ・フェイス』

ひとつの理想の街 『ブルー・イン・ザ・フェイス』は、作家ポール・オースターが『スモーク』に続き、脚本を書いた作品。舞台は『スモーク』と同じように、オーギー・レンがニューヨークのブルックリンで営むタバコ屋「ブルックリン葉巻商会」。その店にやっ…

嘘と煙/『スモーク』

凹凸を抱える人間が紡ぎ出す物語 映画『スモーク』は、アメリカの作家ポール・オースターが脚本を書いた作品。ニューヨーク・ブルックリンの街角にあるタバコ屋を主な舞台に、タバコ屋を営むオーギーや店にやってくる客たちが織り成す物語。タバコ屋を営むオ…