半世紀前のサザエさん
やっとプライムビデオで初期サザエさんを観た(初回と第2回)。キャラ設定というか、磯野家の人々の性格が今とはまったく違って、わりと人でなし感が強かった。あとはドタバタギャクのテンポがトムとジェリーみたいな印象だが、このテンポが現在の人々に受けるかはわからない。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2018年12月29日
ポリコレ云々以前に、社会的な規範意識というかそういうものが現在と半世紀前とはかなり違うから、繰り広げられるギャグの中にも当時はこれでよかったんだろうけど、現代の人々の感覚からすると、さすがにこれは受け入れられないだろうなみたいなものもある。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2018年12月29日
あとは、カツオの声が大山のぶ代なので、ちょいちょいカツオの声が昔のドラえもん的に聞こえる部分が多々あって、これはなかなか変な感じですよ。ドラえもんの声でカツオがしゃべってると錯覚して。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2018年12月29日
しかも初期サザエさんの絵は現在の姿からすると、相当に古くさい感じをうける。しかし、磯野家などの建物は現行アニメの絵よりも、昭和の木造建築感がよりいっそう醸し出されている。現行アニメの家はきれいすぎるが、初期の家は小津安二郎の映画あたりに出てきそうな、生々しい木造の雰囲気。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2018年12月29日
サザエさんの家の間取りも外観も、初期と現行ではほとんど変わりはないよ。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2018年12月29日
今のところの結論としては、初期サザエさんは現行のサザエさんを元にした二次創作物感がある。しかも絵柄やギャグ、話のテンポは古くさいし、人々のキャラ設定も現行のハートフルなファミリーというところからかけ離れた場所にある。半世紀で時代はここまで変わるんだなあという資料的な価値はあるか。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2018年12月29日