星空の下で映画を/『誤読と曲解の映画日記』2017年7月のまとめ
星空の下で映画を/『誤読と曲解の映画日記』2017年7月のまとめ:目次
星空の下で映画を
屋外で映画を観たことがないことに気づきました。映画館などの常設の建物の中で映画を観るのではなく、星空の下で映画を鑑賞するものです。夜風に吹かれながら星空の下で映画を観るのもいいなあと思うのですが、なかなか機会がありません。
ところで、夏休みの子ども向けに、町内会や子ども会が近所の空き地で、子ども向け映画の上映をする、みたいな話が、たしか『ちびまる子ちゃん』にあったと思うんですが、そんなことを実際に体験した記憶がないので、おそらくはわたしの人生で一度も屋外で映画を観たことはないはずです。
さて、屋外で映画を観るといっても、屋外に常設してある映画館はほとんどないので、夏のイベントなどの際の企画的なものとなります。
東京などの都会では、夏休み期間中にさまざまな屋外映画上映のイベントがあるようですが、わたしの住む地方ではそういうものはまず、ありません。。。こういうときは、やはり都会がうらやましいですね。こちらではビルの屋上だったり、公園だったり、都会の喧騒を忘れて映画を楽しむ、みたいな感じでしょうか。
1)恵比寿ガーデンプレイス、野外の芝生で映画鑑賞『シング・ストリート 未来へのうた』など12作品無料上映/FASHION PRESS
https://www.fashion-press.net/news/24145
2)新宿中央公園に屋外シアター!『ミニオンズ』『フラガール』など無料上映/シネマトゥデイ
https://www.cinematoday.jp/news/N0092779
また、夏だけの限定イベントとして、屋外の映画上映を行うところもいくつかあるようです。いずれも大自然に囲まれて、星空の下で映画を楽しむというもののようです。
1)星空の映画祭/公式ホームページ
http://www.hoshizoraeiga.com
長野県の八ヶ岳で行われるもの。
2)湖畔の映画祭/公式ホームページ
http://kohan-filmfest.info/index.html
山梨県の富士河口湖町・本栖湖の湖畔で行われるもの。
こうしてみると、星空の下で映画を観ることは、本当に特別な体験ですね。いつもとは違った非日常感の中で、たっぷりと映画の世界に入り込むことができそうです。
ところで、星空の下でベランダにパソコンを持ち出して映画のDVDを観るのも、屋外で映画を観るという意味では、上記の屋外での映画鑑賞と同じようなものですけど、なぜこんなにやってみることに勇気がいるのでしょうか。いや、そんなことはしませんけど。
それでは、『誤読と曲解の映画日記』今月のまとめをどうぞ。
『誤読と曲解の映画日記』今月のまとめ
2017年7月に更新した『誤解と曲解の映画日記』の記事は2本でした。
7月8日更新:自己保身と自己憐憫、そして希望/『羅生門』
記事リンク:http://nobitter73.hatenablog.com/entry/20170708/1499515200
『羅生門』は、エゴイズム丸出しの人間に触れ続け、人間不信に陥った果てに、かすかな希望を見出すまでを描いた物語。物語のはじまりは土砂降りの雨だったが、物語の終わりには雨が上がり、太陽の光が羅生門とそのまわりを照らしはじめる。羅生門の下から出て、太陽の光があふれるところへと、赤ん坊を抱いた木こりが歩み出てゆく。そんな木こりの姿を見つめながら、わたしたちの胸にも希望がさしはじめる。雨上がりの空の雲間から差し込む太陽の光のように。
7月22日更新:悲惨なかたちではあれ、自分の人生から逃れられた男の物語/『バーバー』
記事リンク:http://nobitter73.hatenablog.com/entry/20170722/1500724800
映画『バーバー』は、自分の人生を生きることのできなかった男の悲劇を描いた物語。この物語は一見、悲惨で救いようのない因果応報的な話にも見えるが、最後にエドは救われたと見ることもできるだろう。悲惨なかたちではあるが、エドはようやく自分のうんざりとした人生から解放されたのだから。
それぞれの記事には、yahoo!映画と映画.com、そしてFilmarksへのリンクがあります。あらすじなどの参考にどうぞ。
『誤読と曲解の読書日記』今月のまとめ
『誤読と曲解の読書日記』は、管理人の”のび”が運営する、読書の感想を書くブログです。ご興味がありましたら、ぜひご笑覧ください。2017年7月に更新した『誤読と曲解の読書日記』記事は1本でした。
個人的に忙しかったのと夏の暑さで、更新が滞っております。
7月22日更新:ひょっとすると、それは明日の日本の姿なのかもしれない/水島治郎『ポピュリズムとは何か 民主主義の敵か、改革の希望か』中公新書
記事リンク:http://nobitter73.hatenadiary.jp/entry/2017/07/22/210000
本書は、現在、世界的に広がりつつあるポピュリズムについて俯瞰的に眺め、ポピュリズムとデモクラシーの関係や今後の行方について考えるための一冊。ここに描かれたのは、主に西洋近代的価値観を持つヨーロッパ諸国のポピュリズムの姿だが、これが明日の日本の姿なのかもしれないという思いは拭きれない。だからこそ、ポピュリズムとの向き合い方を考える上でも、さまざまな示唆に富む一冊でもある。
それぞれの記事には、出版社ホームページとブクログへのリンクがあります。
管理人からのお知らせ:九州北部豪雨への義援金など
いつもは、この欄にAmazonほしい物リストのリンクを貼るんですが、今月は九州北部豪雨の義援金を募集しているサイトへのリンクを貼っておきます。ほしい物リストよりも、義援金を優先してください。リンク先に振込先の口座番号等の情報があります。
1)平成29年7月5日からの大雨災害義援金/日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/2975/index.html
2)「平成29年7月5日からの大雨災害義援金」の募集について/赤い羽根共同募金
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/462/
3)平成29年九州北部豪雨/ふるさとチョイス 災害支援(ふるさと納税サイト)
https://www.furusato-tax.jp/saigai/filter?category_id
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『誤読と曲解の映画日記』管理人:のび
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